石岡ちゅうちゅう

茨城県石岡市のおまつり など諸々をつらつらと

香丸町の旧山車、意外な形で再会の巻

現在の香丸町の山車は1990年に竜宮城山車からバトンタッチしました。
竜宮城というのは山車が赤や水色の塗装をされていたので、親しみを込めてそう呼んでいました。
あれから29年。
旧山車は玉造に聖徳太子とともに引き取られて行きました。
あたくしうっすらした記憶ですが、玉造のおまつりに行って山車を見て、あ~タイヤになったんだなぁってチョッピリセンチメンタルになりました。
その後手賀地区に行き、大改装を受けてそのまま朽ちたと聞いていました。

先日耳を疑う情報が入りました。

香丸町の旧山車の部品がありましたよ!と。

まさかと思い見に行きましたら、あらまあ
完全に朽ち果てた訳ではなかったようです。

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ギボシですね。
これ、おまつりの前にむぎもなぐ
ピカールで磨いたものです。

昔は山車の飾りを造花などでデコりましたね。

土台の回転部もオリジナル


イメージ 2


金属のストッパーも今見るとちゃっちいです。
※ここに写ってる金具ではなくストッパーです。
しかし思い出の詰まった山車です。

木は腐らなければ形を変えてまた違うおまつりで使われて行くのですね。

佐原や他地区のおまつりは山車など長ーく使う傾向にありますが、石岡は、なんつーんでしょう、新しいものが好きな傾向なのかね~。

今になり思うと、古くなった山車は貴重な文化財です。
香丸、大小路、守横、若松、青木、國分の旧山車が石岡で保存されていたらなぁ
おまつりミュージアムの主力コンテンツでしたね。