石岡ちゅうちゅう

茨城県石岡市のおまつり など諸々をつらつらと

諫鼓鶏(かんこどり)ってなんだ?

よくおまつりで出し物の一つに 諫鼓鶏(かんこどり) ってのが

でて来ますが、それってなんだ?

埼玉県の寄居町のおまつりでもでて来ます。

 

昔の中国で伝説の君主がおりまして、その施政について民衆が物申すときに

諫鼓かんこ という太鼓をど~~ん!と叩いていたのですが、

この君主に対して何も不満が無く、結果 諫鼓 を叩く必要がなく、

そのためそこに鶏が乗るほどになった・・という 平和な太平な状態にある

ことを意味しているそうです。

*なお 飲食店でよく閑古鳥がなくほどひまだ~! というのは

ここから来ているようで 諫(かん)を閑に当てたようです。

さて この諫鼓鶏(かんこどり)は 江戸時代の天下祭であった

日枝神社山王祭神田祭でも重要な存在でした。

大伝馬町がこの諫鼓鶏(かんこどり)の山車を持っていまして

山王祭神田祭では必ず先頭だったのは 2代将軍秀忠の指示だったようです。

ちなみに まつり別に羽の色を変えていたようです。

山王祭では 赤青黄白黒 の5色

神田祭では 白1色

神田明神の資料館にかんこどりのミニチュアがあるとのこと。

 

ぜひ機会があれば次の大人の一人旅で行ってみたいところです。