石岡ちゅうちゅう

茨城県石岡市のおまつり など諸々をつらつらと

靖国神社 参拝記 おひとり様で

先日 会社を早めに切り上げて かねてから参拝したいと思っていた靖国神社
行ってまいりました。
 
特別な思い入れはありませんが いち神社として はたまた軍事ファンとしてですヨ
 
今回のルートは東西線九段下駅で下車 
 
上に上がるとすぐにお堀と東京理科大があります その先は法政大学 専修大学 飯田橋駅です
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当日はひっそりとしておりまして大鳥居も荘厳なたたずまいです
ふと正面を見ると・・・大村益次郎銅像が で~~~んとそびえたっています
まあ 日本陸軍の父ですから
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さらに境内を進んでいくと 本殿が現れます
 
菊の紋の入った幕ですが 天皇家の菊とは違うのかな?
石岡のお神輿の菊も天皇家の菊とは違うらしいですが・・・
 
とりあえず お参りいたしました
 
平日なのでけっこう閑散としていて おひとり様にはもってこいです
 
次が 本当の目的場所 遊就館 です
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日本における戦いをテーマにした記念博物館です
 
入り口に入ると いきなり 零戦レイセンですよ)がお出迎えです 52型です
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エンジンは星形の栄 エンジンとボディーはメーカーが違いますね・・・・どっちがどっちだっけ?
スバル と 三菱です
 
その横には タイメン鉄道で走っていた蒸気機関車 奥に 野砲 
零戦 10分くらい細部まで見ました いいつくりだ! 防弾と装備がもちっとよければ・・
 
さて 入場料800円でチケットを購入してエスカレーターで2階へ ここからは撮影禁止です
 
展示室1  いきなり 天井から下げられた布に俳句が2首
 
ひとつは 大伴家持(おおとものやかもち) の   海ゆかば~~~  と
      本居宣長(もとおりのりなが)   の   敷島の~~~    です
 
太平洋戦争はまさにこの海ゆかばの歌詞により大君・・・天皇の子として・・ですね
 
展示室2 からは 古代からの戦いの歴史です   奈良時代の兜とか いろいろ貴重です
 
奈良時代からは 日本刀 が精彩を放ってきます  ゲージツヒン です
光に引き込まれそうでした
 
幕末あたりから展示品が多くなってきます 本物も多いです
 
戊辰戦争 榎本武明が着ていた軍服とかね 生々しい 否 ロマンを感じます
 
日清戦争関係も多数あり  日露戦争のブースあたりから もう すごい展示品です
ビデオも上映していて あたくし一人で腕組みしてみておりました・・・
203高地かあ~~第3軍 大変だったな~~とか あれ・・ まわり 人がいっぱいになっていました
 
最後はやはり 日本海海戦ですな  東郷ターン  
 
そして次の展示室からは太平洋戦争ブースです
もちろん最初は真珠湾攻撃からです
 
まあ 展示品は 生々しい 本物ですからね 当時の人々の息吹が聞こえそうです
 
この施設はけして右寄りの思想を助長しようとか戦争を美化しようというものではなく
資料 足跡の記録 としてあるのですね
 
どこかの女子高の集団も来ております みんな静かに展示の説明を見ております
 
学校ではさ このあたり教えないのよね
 
あたくし 日本史は近代から教えたほうがいいと思う派でございます
 
さて 最後は合祀されているたくさんの遺影を拝見して最後が大展示室なのですが
 
これが すごい!!
 
回天があります(人間魚雷です) 震洋もあります(ベニヤのモーターボート)
ここの途中 桜花もありました
 
97式中戦車もありました(37mmではM4の75mmには歯が立ちません)4式があったら・・
帝国海軍の艦艇模型も多数寄贈されております・・・・
 
戦艦12隻すべて模型そろっております 空母もだいたい
 
しかし なんといっても 入り口の零戦以上に 彗星が置いてあります
 
零戦は戦闘機ですが彗星は艦爆 艦上爆撃機です。空母からとびたって敵の艦艇の頭上から
急降下で爆弾を投下する飛行機です  魚雷を担当するのは艦上攻撃機です
 
ほんものあったんですね~~ エンジンは 熱田 ダイムラーのノクダウンか?液冷か
稼働率の低いエンジンだったようです
 
まあ~~~~ひとりで じっくり勉強させていただきました。
 
スーツ姿にかばん持って革靴でおひとり様 けっこう いい感じでした
 
アメリカ・イギリスの戦勝国はともかく 日本はとかく先の大戦には負のイメージです。
しかし 原爆資料館もそうですが 後世にきっちり残していく義務もあるのでしょうね
 
だって 遠い昔の歴史上のはなしではないのですからね
 
あたくしの伯母は日立製作所で実際アメリカの艦砲射撃を体験しているし
ジージはグラマンしょっちゅうみていたし 祖父は招集されたし
他人ごとではないですね
 
修学旅行・・・本当はこういうところいかなくっちゃね
 
*****あたくし やはり 広島県呉市のヤマトミュージアム行きたくなりました・・