石岡ちゅうちゅう

茨城県石岡市のおまつり など諸々をつらつらと

石岡のおまつり2017 最終日

2日目の夜は山車パレードがありまして・・・・
結局横殴りの霧雨のためビデオカメラはすぐにレンズが濡れてしまい撮影がNG。
そのため夜の部は記憶にとどめるものとなりました。
でも 年番青木町の山車を中心にとてもまとまったきれいな素晴らしいものでした。
雨降っていて山車もビニールかぶっていて、参加者もカッパ着てですが、なんちゃないです。
もともと石岡は雨には強いですからね。平気です。

さて、ゆっくりとおまつりのレポートを書いていこうと思っていましたが、意地悪な後輩から
土曜日の笠抜き前までに完了されたし!という鬼コメントにより
一気に最終日行こうと思います。

最終日の朝6:00 目覚ましなしに体内時計だけでパッと目覚めました。
おまつり最終日です。
昨夜は雨で家族全員ずぶ濡れで、それもカッパ着たままあたくしの愛車に乗ったため、
車の中の掃除です。なんだこれは・・・・悪質な客を降ろした後のタクシー運転手の気持ちが
よくわかりました。
香丸町手ぬぐいでの鯉口シャツに短パンに雪駄をつっかけて、ごみ出しいたします。
おまつり期間中はこの恰好で大丈夫です。
すでに台風一過のため暑いくらいです。

最終日は10:00には香丸町会所に行けました。アンちゃんたちはPMに合流予定。
会所のパイプ椅子に座りぼ~~~っとしながらみんなとおしゃべり。まったりしてます。
山車出発の準備にかかります。

イメージ 1
さてこれは?
床下のシロアリ点検ではありません。
回転部分にグリスを塗るのです。グリス職人は上から塗り付けただけでは納得しない模様。
息子がじっと傍で見つめております。  一子相伝 将来頼むぜ!

そしてこれ
イメージ 2
聖徳太子をバックステージから搬入いたします。
國分町とかはたしかきちんと手袋着けて入れ込みしていたと記憶していますが、
なんだ~~ 刀が当たっちゃった~  とか 言ってますが、大丈夫でしょうか?うちは(笑)

それにしても暑い。
初日は曇り~2日目は雨~3日目は猛暑   天候もおまつりです。

さて町内周りからスタートです。

香丸通りから仲之内に入って行き、すぐ左折して岡崎歯科さん前の小道のチャレンジです。
ワゲーシ達 やる気気合いともに十分なようで、ジャッキなんぞ使わないとの事。
おお~~やるね~~!でも ここジャッキないと ムリだぜ!・・・・まあ チャレンジは大事です。
まあ結果ジャッキ持ってきましたが、その気持ちはたたえたいと思います。リスペクト。
そろそろ12:00
あたくし香丸のはんてんから青木のはんてんに着替えします。会所で・・・・
すぐに青木町のおかりやに向かいます。
参拝の方も来ていてにぎわっております。
そのうち青木町町内の羽織組が集まってきました。
あわただしくなってまいりました。
チョット離れたシミズ衣料店さんの前から座ってぼ~~~~と眺めていました。
左手の八幡様の所には若松町の山車が見えます。
神輿関係者も集まってきました。
みんな浄衣着てニコニコしています。  
金棒引きのガールズも、青木の鮮やかな色のはんてんを着たママさんたちも
青年会の方々も 新たなグレーの格好いいはんてんの青木囃子の皆さんも・・・
これをアスファルトの地べたに座ってみているという、至福の一時です。
ちょっとドブ臭いですがね。

さて13:00 神社関係者もそろい儀式のスタートです。
おかりや前は関係者だけを制限するロープがセットされました。
各町の羽織組の方々せいぞろいです。カンカン帽がわんさかいます。
神事をずっと来年年番の幸町の方々がチェックされています。大変ですよね。
ちょっとひそひそ話をしましたら、前の年番もその前の年番もこんなに儀式やったかな~~
とおっしゃってました。
でもやんだっぺな~ ともおっしゃってました。 やるようですよ。

各種儀式も滞りなく終わり14:00が近づいてまいりました。
神輿・供奉担当様からの口上。
なんか 感動いたしました。ぐっとくるものがありますね。
14:00 神輿が総社宮を目指して出発しました。帰るのですね~~~

まず富田町のささらが先導いたします。つづいて土橋町 仲之内調の獅子が露払いです。
神輿の後にはカンカン帽の集団が続き その後ろに延々と各町の獅子が続きます。

香丸町の交差点には青木町の山車がお見送り。
山車側で青木町の提灯を高々と掲げ、供奉側でも青木町の提灯を掲げ
お互いに挨拶します。  いいシーンです。 ここ写真撮ってほしいポイントです。
香丸通りには山車が数台お見送り。
香丸町もいたのでちょっと舞台から観させていただきました。
いいながめです。

さて供奉行列は駅前におりて行きます。
あたくしの横でず~~~~~~っと供奉行列を熱心に撮影されているかいぢのはんてんの方。
供奉が好きなんでしょうね。
貝地の後輩に聞いたところ、好きな人がいてたぶんあのひとだろうな~~って言ってました。
ささらマニアもいると聞いてます。
そういえば青木のはんてん着てビデオ撮ってる方がいましたので、後日青木関係者に
聞いたところ、ああ~~いだな~~。しんね~~ど 誰だっぺはんてん貸したの~~って

な~んだ、関係者じゃなかったのね。あたくし丁寧にあいさつ致しましたのに~。
来年は幸町のはんてん着て来るくんぢゃね?との予想でした。

さて供奉は駅前に来ましたが、供奉行列は長いので後ろの神輿の進行状況によって
先はスピードをコントロールいたします。
行列の足をとめないでのろのろでも行けるのが疲れないとのことです。
そういえば今年の猿田彦 係の方は背が高い方で、しかも下駄は一本歯です。
見上げるような立派な猿田彦でした。
何でも 供奉行列のために練習していたというストイックな猿田彦でした。
イメージ 3
しかし 暑い 熱中症になってしまいます。
金丸通りに入ったらすぐに水分を補給しました。
キンキンに冷えたポカリのペットボトル500ml 一気に飲み干せました。
神輿も金丸町の会所手前の給水ポイントで婦人部の方々のもてなしをいただき
パワーアップして担いでいきます。

中町通りに出てまいりました。
供奉の先頭は土橋通りに入りましたが、神輿はそうはいきませんね
すったもんだしながらマスヤ前まで進んでいきます。
戻ってきてやっと土橋通りに入って行きます。
ここの通りの右側は香丸町です。
ちょっとお茶屋で休憩。キンキンに冷えたお~いお茶を一気にいただきます。
ハラ ガボガボですが、これくらいしないと倒れそうです。ごちそうさまでした。

市民会館前の陣屋門には人が鈴なりです。
そして供奉の先頭は粛々と総社宮に入って行きます。
しばらくして神輿も入ってまいりました。

総社宮の境内が人であふれかえっております。
この光景はあたくし初体験です。いや?中学生の時来たかな~~
35年以上前の記憶はあいまいです。

さてお神輿が無事に着座しましてその後の儀式も滞りなく終了。
みたま移しも見られました。
ああ~~直視したら 目が・・・・    と幼少の頃は言われていました。
神輿部長殿の最後の口上   さみしいですが締めさせていただきます のお言葉に
グッと来てしまったのはあたくしだけでしょうか・・・・

いい年番でした!
香丸町の年番の時と同じかそれ以上に気持ちの入り込んだおまつりでした。

各関係者の皆さんで片づけも進められています
イメージ 4
お神輿関係者の皆様!本当にお疲れ様でした。

これ生で見たの初めてでした。こうやって入れるのね~~

青木町の羽織組のみなさん お疲れ様でした。
疲れたでしょ~

あたくしはそっこー香丸町の会所に戻りはんてんをチェンジ。
自分のおまつりを最後楽しみたいと思います。

家族もそろい天気もいいし 最後の夜の巡行がはじまります。
という事は おまつりが終わりのはじまりということですね。
さみしいですが 頑張りたいと思います。

・・・・・・・夜までは一気には無理でしたわ  

まだ  つづく・・と思う